アクチュアリー会のムーンライトセミナーの構成を務めさせていただきます。

2022年10月14日更新

この度、「アクチュアリー実務でのアプリケーションとプログラミングの活用」というテーマで、 2022年度のムーンライトセミナーの講師を務めさせていただくことになりました。 アクチュアリー会員限定のセミナーとなりますが、以下に内容を記載しております。申し込みはアクチュアリー会HPからご申し込みください。


<内容>

アクチュアリーの実務では、各種計算、データの集計・分析、レポートの作成等の様々な業務において、表計算ソフト等のアプリケーションの使用に加え、各種プログラミング言語を用いて、処理の自動化やツールの開発を行うことが一般的になっており、それらのスキルを向上させ業務に活用することで、手動で行っていた作業を自動化することができたり、より短時間で計算、集計等の処理を実行できたりと、業務の生産性を高めることができます。 本セミナーはアクチュアリーの実務を効率的に行うためのアプリケーションおよびプログラミングに関する知識・スキルの向上を目的とした tips の共有を行います。 講師から tips の紹介を行った後、参加者は興味の近い分野ごとにチームに分かれていただき、それぞれ自由に研究を行っていただきます。 講師からは、Excel VBA, モダン Excel, PowerShell, Visual Basic, C#, Python, WinMerge および Git(バージョン管理システム)等のアプリケーションやプログラミング言語を中心に、広く浅くアクチュアリー実務における活用例を紹介します。


<セミナーの進め方>

全 2 回のセミナー開催を予定しています。

第 1 回(12 月中旬~下旬):講師からの講義

※第1回セミナーの後にアンケートを実施し、参加者の興味の近い分野ごとにチーム分けを実施

第 2 回(2 月中旬~下旬):各チームのグループワークの成果を発表。


<グループワークでの課題例>

グループワークで取り組んでいただく内容のイメージとして、課題例を以下に挙げていますが、これら以外にも自由にテーマを設定して研究および発表していただけます。

  • プログラミング言語等を使用した業務効率化の具体的事例の紹介
  • 算式(保険数理記号)の効率的な記述方法や Tex の活用例の紹介
  • 組織の中でプログラミング言語を使用する際の課題(属人化、学習コスト)への対処方法
  • ツールの統制(バージョン管理、変更差分等)についての研究
  • RPA ツールの活用事例の紹介


<開催時期>

2022年12 月および2023年2月に 2 回開催の予定。


<セミナー形式>

本セミナーは Microsoft Teams を使用したオンライン形式で行います。